夫婦共働きでマイホーム貯蓄!
お金が貯まりやすい共働き夫婦の家計管理のコツ
夫婦共働きの場合、収入の多い方が生活費などを負担したり、それぞれの貯蓄は独立させて負担部分の分担を決めたり、全体の収支を一括管理するなど、それぞれ家庭の事情によって異なるでしょう。
将来的な子育てや、マイホームを購入するために資金を貯めたいなど、夫婦共通の経済的な目標がある場合は、効率よく計画的に貯蓄することが重要です。今回は、共働き夫婦がお金を貯めやすい家計管理方法や、住宅ローンの組み方についてご紹介します。
お互いの財布を「見える化」して家計を一元化
夫婦で協力してお金を貯める際、それぞれの財布を「見える化」すると良いでしょう。そうすることで、どこに無駄な出費があるか判断しやすくなります。
例えば、携帯電話の費用など、お互いがそれぞれ同じサービスに対して支出していたら、お得なプランに切り替えることを検討して節約することが可能です。家計を一元化することで管理がしやすくなるため、長期的なお金の積み立て計画が行えます。
「見える化」することにより、お互いの無駄な出費について考え直すきっかけになりますが、それぞれが自由にできるお金が減り、ライフスタイルに制限がかかることで不満が生じてしまう場合も。夫婦共通の生活費や固定費、貯蓄については共通口座で管理し、それぞれの口座で自由に使えるお金を確保するなど工夫すると良いですね。
また、夫婦で理想のライフプランについて話し合い、子育てや、将来的に購入したい住宅などについて具体的に話し合っておきましょう。
将来に備えた貯蓄として、子どもの教育費用や住宅ローン用の共通口座などを分類して管理するのもおすすめです。目標の金額や、夫婦間のお金の流れが見やすくなるので、効率よくお金を貯めやすくなります。
夫婦共働きの住宅ローンの組み方
共働きの場合、住宅ローンの組み方は主に以下の3つの方法が挙げられます。
①夫婦のどちらかが単独で住宅ローンを契約
1人分の収入に応じた金額になるため、2人で借りるよりも借り入れ額の上限は少なくなりますが、1人分の収入で返済できる分だけを借りることになるため、共働きの場合、生活費などの家計に余裕が持てるというメリットがあります。
②夫婦で収入合算してローンを組む
夫婦の収入を合わせた上で金融機関が借り入れ額の上限を決める方法で、1人の収入だけでは希望金額を借り入れできない際、収入合算することでより多く借り入れすることができます。
③ペアローンを活用
夫婦がそれぞれ同じ金融機関から1つずつローンを借りるペアローンは、合計2つのローンを組むことになるので、ローンの諸費用が多くかかりますが、どちらか片方が亡くなった場合などは、残された方が自分のローンだけを返済すれば良いので、リスク分散できる点がメリットです。
また、住宅ローンを利用する場合、一定の条件を満たせば対象となる「住宅ローン控除」も活用しましょう。一定期間ローンの一部が毎年支払う所得税から控除されます。
家計管理のコツをおさえて計画的に貯蓄し、夫婦共働きの住宅ローンについて知識を深めることで、憧れのマイホーム購入が実現しやすくなりますよ♪