理想の部屋づくりは配色がポイント
『好みのテイストでインテリアを彩るには』
北欧スタイルやアジアンテイスト、ヴィクトリアン調、和風、モダン、アンティークやヴィンテージなど、
あなたはどんなインテリアが好きですか?
好きなものだけを部屋に集めても、ちぐはぐな印象になってしまいがちで、うまくコーディネートするのは、
なかなか難しいですよね。
でも大丈夫!
カラーコーディネートが上手にできれば、センス溢れる住まいづくりが実現できます!
今回は、インテリアの色合わせのポイントを
ご紹介します♪
部屋のテーマやイメージカラーを決める
まずは、理想とする部屋のイメージを明確にしましょう。
次に大切なのが、「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」を決めることです。
ベースカラーは、壁や床など大きな面積を
占める部分の色味を指します。
また、アソートカラーは、家具やカーテンなど2番目に大きな面積を占めるものに使う色です。
素材や質感などにより、部屋の印象を大きく左右します。
アクセントカラーは、部屋全体のイメージカラーとは異なる、引き締め効果のある色味のこと。
インテリア雑貨や小物、花などでアクセントをつけることが可能です。
理想の部屋を完成させるには、大きな面積に持ってくる色や、アクセントとしてどんなカラーを効かせるかが
とても重要になります。
色が持つパワーと効果
人によって、好きな色は異なりますが、
どの色にもそれぞれ魅力がありますよね。
色には心理効果があるとも言われています。
目に入りやすく、印象的な赤は、
強いエネルギーをもたらす色で、
やる気や行動力が高まるそうです。
青は、心を落ち着かせ、冷静な判断へ導いたり、誠実さを感じさせるカラーです。
自然のイメージがある緑は、リラックス作用や、心を落ち着かせる効果が期待できます。
オレンジは、食欲を促す効果があり、心身のバランスを整えたり、社交性を高めたい時に良いそうです。
黄は、知性を高める色として知られ、理解力・記憶力・判断力が高まり、心の不安を解消します。
明るい気持ちになりたい時にもおすすめです。
リビングやダイニング、キッチン、寝室など、部屋ごとにテーマやスタイルを決め、
上手にカラーコーディネートすることで気分が高まり、毎日の暮らしがよりハッピーに!
ぜひ、お試しください。
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Writing by:いしいゆりこ
プロフィール◎芸術系大学卒業後、グラフィックデザイナー・
海外留学を経て、オーストラリアの日系出版社で副編集長を務め、
2019年に日本に帰国。現在、日本を拠点に編集・ライターとして
活動中。