開放感あふれる「吹き抜け」のポイントは
吹き抜け設置は、照明と寒さ対策がポイント
明るく開放感のある「吹き抜け」。
家の間取りを決めるとき、玄関やリビングに取り入れたいと憧れる人も多いのではないでしょうか。
でも、イメージで決めてしまっても大丈夫なのか、何か注意点はないのか?は気になりますよね。
そこで今回は、家に吹き抜けを作りたいときの2つのポイントをお伝えします。
ポイント1:照明に一工夫
リビングに吹き抜けを組み合わせる場合、一般的な天井用のシーリングライト照明では位置が高すぎて光が届かず、電灯の交換などもしにくくなってしまいます。
ベースになるダウンライトに加え、吊り下げ式のペンダントライトなどでテーブル周りを照らすようにすると、料理もよりおいしそうに見えますし、部屋全体の雰囲気もぐっとおしゃれになりますよ。
ポイント2:冬の寒さ対策も大切
吹き抜けは天井が高いため、冬場はあたたかい空気が上に集まってエアコンやストーブなどの暖房効率が落ちることがあります。
近年、住宅の気密性や断熱性は向上しているので、そのままでも過ごせるならもちろんOKですが、天井近くの空気を循環させるシーリングファンを取り付けておくとより安心です。
「やっぱり冷えるな...」と感じるようなら、開閉式のシェードを取り付け、空調している時だけ閉じておくのもいい方法ですね。
また吹き抜けを設ける方位なども重要です。太陽の軌道は冬は南では横から日差しが入ります。